代表メッセージ

自分達は生きている間に何ができるんだろう、次の世代に何が残せるんだろう。

そういった問いから、次の世代の社会インフラとなるようなサービス開発を目指すため、ユビレジはスタートしました。

“Software is eating the world” と言われているように、計算機やインターネットの利用は、当初一部の業界で始まったにも関わらず、今やその枠を超え数々のメーカーのあり方を変え、消費者の生活を劇的に豊かにしています。

一方で、私が昔働いていた飲食店や実家の商売であった小売店といったサービス業では、紙の伝票、電卓、FAXを使ったアナログ業務がまだまだ多く残っています。

アナログをIT化すればいいと思われがちですが、サービス業の現場で働く方々は、決してIT活用に明るい訳ではありません。

これまでのエンタープライズソフトウェアのように高機能で複雑なものではなく、現場の方々がカンタンに導入し、カンタンに使いこなせることが必要です。
さらなるIT活用を行うことで、業務が効率化・高付加価値化するだけでなく、商売の現場がデータ化され、サービス産業全体の二度手間、三度手間、四度手間が無くなります。

ユビレジはそのためのインフラを整備しています。

ユビレジでは「カンタンがいちばん」をコンセプトにサービス創りを行っており、誰もがカンタンに導入し、使いこなすことができるインフラとなるようなサービスを目指しています。

こういったインフラが整っていくことで、業界全体の生産性が高まり、新たなサービスが生まれ、消費者への提供価値も高まっていくはずです。

社会全体の7割の人々が働くサービス産業が変わることで、結果として、必要なところへ必要なだけ資源も効率的に分配され、無駄が無くなり、果てには貧困問題、飢餓問題、エネルギー問題、資源の奪い合いといった問題解決にも繋がっていくはずです。

2020年7月22日

代表取締役

木戸 啓太